口腔機能低下症とは
(当院での取り組み)
ORAL-HYPOFUNCTION

口腔機能低下症とは

木曽岬町でお口の衰え対策

「最近、硬いものが食べにくくなった」「食事中にむせることが増えた」と感じることはありませんか。それは単なる加齢のせいではなく、口腔機能低下症という「お口の衰え」のサインかもしれません。TOMOデンタルクリニックでは、弥富市や木曽岬町の皆さんが、いつまでもご自身の口でおいしく食事を楽しめるよう、この口腔機能低下症の改善に力を注いでいます。
私たちは、単に歯を治すだけでなく、噛む・飲み込む・話すといった「お口全体の機能」を維持することこそが、健康寿命を延ばす鍵だと考えています。院長と副院長の親子二代体制で、これまでの診療経験と新しい知見を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせた丁寧なサポートを提案いたします。お口の違和感は、身体全体の不調につながる前兆でもあります。まずは現状を知ることから始めてみませんか。

全身の健康を支える

口腔機能の5つの役割
毎日の元気を守る、お口の大切な働き

私たちが毎日当たり前に行っているお口の働きは、単に「食事をする」だけにとどまりません。
口腔機能には大きく分けて5つの大切な役割があり、これらが互いに連動することで全身の健康と豊かな生活を支えています。

  • 咀嚼(そしゃく)
    食べ物を細かく噛み砕いて唾液と混ぜ合わせ、胃腸でのスムーズな栄養吸収を助ける機能です。

  • 感覚(かんかく)
    味・温度・硬さを繊細に感じ取り、食事の「おいしさ」や「お口の安全」を判断する機能です。

  • 嚥下(えんげ)
    食べ物や水分をむせずに安全に胃へ送り込み、誤嚥(ごえん)性肺炎などを防ぐ機能です。

  • 唾液(だえき)
    お口の自浄作用や抗菌作用を高め、虫歯や歯周病といったトラブルから守る重要な分泌液です。

  • 構音(こうおん)
    唇や舌を巧みに動かして言葉の音を作り出し、スムーズで楽しい会話を支える機能です。

  • 弥富市・木曽岬町周辺で食事の
    違和感がある方

    日々の生活の中で、以下のような変化に心当たりはありませんか。口腔機能低下症は、自分では気づかないうちに少しずつ進行していくものです。些細な変化を「年だから」と諦めず、専門的な視点で見直すことが大切です。

    • 硬いものを避けて柔らかいものばかり選ぶようになった

    • お茶や汁物を飲むときに時々むせてしまう

    • 口の中が以前よりも乾きやすく、話しにくい

    • 食事に時間がかかるようになり、食べこぼしが増えた

    • 薬が飲み込みづらくなったと感じる

    • 滑舌が悪くなり、何度も聞き返されることがある

    • 食後に口の中に食べ物が残りやすくなった

口腔機能低下症を
改善する精密検査

お口の機能診断

1. お口の乾燥度や汚れの検査

唾液の分泌量や、舌の表面の汚れ(舌苔)などを確認します。お口が乾燥すると、汚れが停滞しやすくなり、飲み込みや会話に支障をきたす原因となるため、まずは土台となる環境をチェックします。

2. 舌の筋力と動きの
測定

専用の機器を用いて「舌圧(舌が押し返す力)」を測定します。舌は食べ物をまとめたり、のどへ送り込んだりする重要な役割を担っており、その筋力を数値化して現状を把握します。

3. 噛む力と飲み込む
機能の評価

実際にどれだけ効率よく噛めているか、また飲み込む際のリズムやスムーズさに問題がないかを多角的に評価します。検査結果に基づき、歯科医師と歯科衛生士が連携して、今のあなたに必要な対策を検討します。

現在のお口の機能を正しく知る 口腔機能低下症を
診断する7つの検査項目

患者さんのお口の現在の状態と機能をしっかりと把握するために、当院では7項目の検査を行っています。

7つの検査項目のうち、3つ以上に該当すると「口腔機能低下症」と診断されます。検査結果に基づき、患者さんお一人おひとりの状態に合わせた、無理なく続けられる機能改善のトレーニングをご提案いたします。
また、検査は6ヶ月に1度のペースで継続的に行い、お口の機能の低下が進行していないか、トレーニングによって改善が見られるかを丁寧に確認していきます。

  1. Oral Hygiene 口腔内の衛生状態不良
    (お口の汚れ)

    舌の表面に付着する細菌の塊である「舌苔(ぜったい)」の付着度合いから、お口の中の衛生状態を検査します。
    舌苔が増えると口臭の原因になるだけでなく、舌で温度や味を感じにくくなることがあります。そのまま放っておくと、誤嚥性(ごえんせい)肺炎や口腔内感染症のリスクにつながる場合もあるため注意が必要です。

  2. Chewing Function 咀嚼(そしゃく)機能の低下
    (噛み砕く力の衰え)

    専用のグミゼリーを噛んで少量の水をお口に含んでいただき、吐き出した水に含まれるブドウ糖の量を測ることで、どれだけ食べ物を細かく噛み砕けたかを検査します。
    噛む力が低下すると、胃腸での消化不良や誤嚥、低栄養などのリスクを高めてしまいます。

  3. Dry Mouth 口腔内の乾燥(お口の渇き)

    唾液の分泌量や、口呼吸などによってお口の中が乾燥していないかを検査します。
    唾液の分泌量が減ってお口の中が乾燥すると、むし歯や歯周病になりやすくなるほか、食べ物が飲み込みづらくなるといった影響が出ます。

  4. Motor Function 舌と唇の運動機能の低下

    唇や舌がスムーズに動いているかを見るために、発音の回数や正確性を検査します。
    舌や唇の筋力が衰えてくると、食事に時間がかかるようになったり、食べこぼしが増えたり、うまく飲み込めなくなるといった症状が現れます。

  5. Swallowing Function 嚥下(えんげ)機能の低下
    (飲み込む力の衰え)

    日常生活や普段のお食事の様子について丁寧にヒアリングを行い、飲み込む機能に問題がないかを検査します。
    飲み込む力が低下すると、食事中によくむせたり、気管に食べ物が入ってしまう誤嚥を起こしやすくなります。

  6. Bite Force 咬合力(こうごうりょく)の低下
    (噛む力の衰え)

    グラグラと動揺がない歯の本数や、しっかりと噛む力を検査します。
    歯の欠損や噛み合わせのバランスによって、噛む力や筋力が低下していないかを判断します。噛む力が弱まると、食べ物を細かくする咀嚼機能にも影響を与えます。

  7. Tongue Pressure 低舌圧(舌の力の衰え)

    専用の舌圧測定器を使って、舌の筋力を検査します。
    食事をするときは、食べ物を咀嚼する力だけでなく、舌を上あごに押し付けてすりつぶす力も必要です。低舌圧になると飲み込みにも支障をきたし、十分な食事がとれず低栄養になる可能性があります。

当院で導入している
「3つの専門検査機器」

当院では、患者さんのお口の機能を客観的な数値として正確に把握するため、専門の医療機器を導入して精密検査を行っています。
いずれも痛みや大きな負担はなく、短時間でリラックスして受けていただける検査ばかりです。
測定したデータは分かりやすくご説明し、お一人おひとりに最適なリハビリ計画(トレーニング)に役立てています。

  • グルコセンサーGS-IIN
    (咀嚼機能検査)

    患者さんに専用のグミゼリーを一定時間噛んでいただき、溶け出したグルコース(糖分)の濃度を測定する機器です。「どれくらい効率よく噛み砕けているか(咀嚼機能)」を具体的な数値で確認できます。

  • JMS舌圧測定器
    TPM-02(舌圧検査)

    舌の筋力(舌圧)を測定する専用機器です。風船のような小さなプローブを口に含んで舌で上あごに押し付け、その際の最大圧力を測定します。食べ物を飲み込むための力が十分にあるかを評価します。

  • oramo-bf
    (咬合機能検査)

    専用のセンサーを噛んで最大咬合力を測定する専用機器です。
    測定した数値をもとに、患者さんのお口の機能が十分にあるかを評価し、現在の状態をフィードバックする際に活用しています。

機能を回復させる
当院のリハビリ

弥富市からも通えるお口の訓練

検査で機能の低下が認められた場合は、トレーニングや環境調整を行っていきます。

  • 口腔体操による
    筋力トレーニング

    舌や頬、唇の周りの筋肉を鍛える体操を指導しています。「ピロピロトレーニング」や「ぺこぱんだ」といった専用の器具を用いた訓練など、ご自宅でも楽しく継続できるメニューを提案し、噛む力や飲み込む力の回復を目指します。

  • 唾液分泌を促すマッサージ

    お口の乾燥が強い方には、唾液腺を刺激するマッサージをお伝えしています。唾液が増えることで自浄作用が高まり、食事のしやすさだけでなく、虫歯や歯周病の抑制にもつながります。

    • 現状の入れ歯の再調整

      「入れ歯が合わないから噛めない」という状態は、機能低下に拍車をかけてしまいます。院長が長年培ってきた技術で、現在お使いの入れ歯の噛み合わせを細かく調整し、正しく機能する状態へと整えます。

    • 無理なく続けられる方法を提案

      お口の機能維持のためには、一度の治療で終わりではなく、継続的なメンテナンスやトレーニングが必要です。患者さんのライフスタイルに合ったケアをご提案いたします。

      早期の機能低下対策が
      大切な理由

      • メリット

        お口の筋肉を正しく使えるようになると、食事の楽しみが戻るだけでなく、表情が豊かになり、会話もスムーズになります。

        • 食事の楽しみが戻る

        • 表情が豊かになる

        • 会話がスムーズになる

      • デメリット

        噛む力が弱まり栄養バランスが偏ると、全身の筋力低下(フレイル)を招き、活動的な生活が難しくなる悪循環や、誤嚥などのトラブルのリスクも高まります。

        • 栄養バランスの偏り

        • 全身の筋力低下(フレイル)

        • 誤嚥などのトラブルリスク

      全身の健康を見据えた
      お口のケア

      私たちは、お口を単なる「食べるための道具」ではなく「全身の健康の入り口」と捉えています。口腔機能低下症のケアは、単に数値を改善することだけが目的ではありません。お口の状態が良くなることで、しっかり栄養が摂れるようになり、活力が湧き、外に出かける意欲が生まれる――そんな生活の質の向上こそが、私たちが目指すゴールです。

      • 専門的な口腔清掃

        歯科医師による治療だけでなく、歯科衛生士による専門的な口腔清掃に力を入れています。

      • 丁寧なセルフケア指導

        ご自宅でできるセルフケアの指導を行うことで、お口の清潔を保ち、大切な歯を守ります。

      • トータルサポート

        弥富市エリアの皆さんの健康寿命を延ばすために、お口全体をサポートする体制を整えています。

      当院の口腔機能低下症治療 木曽岬町で培った診療経験の重み

      当院は木曽岬町に根ざし、地域の皆さんと共に歩んできました。院長が診療を始めた頃から長く通ってくださる患者さんも多く、世代を超えたお付き合いを大切にしています。この長年の積み重ねがあるからこそ、患者さんの生活背景や、年齢とともに変化するお口の悩みに深く寄り添った診療ができると考えています。
      「昔から知っている先生だから相談しやすい」というお声に応え続けるとともに、初めて来院される方にも、親しみやすさを感じていただける環境づくりを心がけています。無理に治療を勧めるのではなく、まずはじっくりとお話を伺い、納得いただける選択肢を一緒に見つけていく。それが、私たちが長年守り続けてきた診療の姿勢です。

      初診からメンテナンスまで 診療開始から
      再発防止への歩み

      • 01

        カウンセリングと問診

        現在のお悩みや食事の際の違和感、健康状態、生活習慣などを詳しく丁寧に伺います。

      • 02

        口腔内の視診と清掃状態の確認

        歯の本数や歯肉の状態、被せ物・入れ歯の適合具合、お口の清潔さを細かくチェックします。

      • 03

        専門機器による機能評価

        舌圧、噛む力、唾液の量などを専用装置で測定し、課題を数値化して明確にします。

      • 04

        診断とリハビリ計画の立案

        検査結果を分かりやすくご説明し、最適なトレーニングや治療計画を提案します。

      • 05

        トレーニング・
        治療とメンテナンス

        口腔体操の指導や入れ歯の調整を行い、定期的な再評価で良い状態を維持し再発を防止します。

      まずはご相談ください 噛める喜びを
      木曽岬町で取り戻すため

      「最近、食事が以前ほど楽しくない」「飲み込みに不安がある」――そんな小さなお悩みを、そのままにしないでください。口腔機能低下症は、適切な対策を立てることで、その進行を緩やかにしたり、機能を回復させたりすることが可能です。
      TOMOデンタルクリニックでは、弥富市や木曽岬町の皆さんが、10年後、20年後も「自分の口で美味しく食べ、楽しく笑える」未来を全力で応援します。予約優先制で、お一人おひとりの診療時間を大切に確保しております。急な不具合にも対応できる体制を整えておりますので、まずは一度、現在のお口の状態を確認しに来ませんか。私たちが、誠意を持ってサポートいたします。


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      口腔機能の低下に関する疑問にお答え

      Q&A

      • 検査にはどのくらいの時間がかかりますか?

        問診から各種機能検査まで、おおよそ30分から1時間程度です。痛みのある検査ではありませんので、リラックスしてお受けいただけます。当日はお時間に余裕を持ってお越しください。

      • 口腔機能低下症の検査や治療は保険が適用されますか?

        はい、65歳以上の方などで一定の基準を満たす場合は、保険診療の範囲内で検査や管理計画の策定を行うことが可能です。具体的な費用については、お口の状態を確認した後に詳しくご説明いたします。

      • 若い人でも口腔機能低下症になることはありますか?

        基本的には加齢に伴う変化としてご高齢の方に多く見られる症状ですが、近年は食習慣の変化などにより、比較的お若い世代でもお口の機能への関心が高まっています。年齢に関わらず、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

      • トレーニングは毎日行わないといけませんか?

        筋力を維持・向上させるためには、毎日の習慣にすることが望ましいです。テレビを見ながら、あるいは風呂に入りながらなど、日常生活の中で無理なく取り入れられる方法を一緒に考えていきましょう。

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